渡辺徹さん死去のニュースを見て感じたこと
渡辺徹さんが先日亡くなりました。
様々なニュースで報じられ、妻の榊原郁恵さん、息子の裕太さんが記者の質問に答えていました。
そんな中、徹さんの過去のインタビュー映像が流れました。
結婚生活の秘訣について問われていました。
「好きという感情には飽きが来る。必要という感情には飽きが来ない。」
長年夫婦で寄り添い、時にはぶつかり、様々な壁を乗り越えてきたからこそ気づけたことです。
だからこそこの言葉には深みがありました。
現在日本の離婚率は1.50です。
1000人中での計算となる為1000人に1.5人が離婚をしている事になります。
世界的に見ても高いわけではありません。
元々恋人関係で好き同士だった二人が、結婚し夫婦になり、やがて子供を授かり、家族が増えていく。
悲しいものですが共に生活をする中で、恋人だった時のようなときめきを感じる機会は減っていきます。
これはどれだけ容姿が整っている人と結婚をしても、憧れていた人だったとしても変わりません。
夫婦にもよりますが、好きという感情にも飽きが来るのかもしれません。
ですが必要だと思う気持ちは飽きることがありません。
恋人の時は好きだから一緒にいる。
夫婦になると必要だから一緒にいるということになります。
好きな人と一緒にいたければ、相手から必要とされる人にならなければならないのです。